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神々の山嶺 【夢枕 獏】 [どきどきな物語の棚]

あるサイトのレビューで絶賛していたことから手に取った作品。
読み終わった直後くらいに、読書家でも知られた俳優の故児玉清さんが
お薦めしていた作品であったことも知りました。
実際読んでみて、多くの人が絶賛するとおりとても素晴らしい作品。
冒頭から惹き込まれ、読むのを中断せざる得ないときは後が気になって
気になってしかたがなかったです。

神々の山嶺(上).jpg神々の山嶺(下).jpg
 神々の山嶺(上) (集英社文庫) 
 ( ↑ amazonへはタイトルをクリックね!)
 作者: 夢枕 獏
 出版社/メーカー: 集英社
 発売日: 2000/08/18
 メディア: 文庫

【 story 】

失敗に終わったエヴェレスト登山隊にカメラマンとして参加していた
深町誠は、ひとり残ったカトマンドゥの裏街で古いコダックを手に入れる。

 - 1924年、エヴェレストが未登峰の時代。エヴェレスト初登頂に挑んだ
  英国人探検家ジョージ・マロリーが持参したカメラでは?
   もし、頂上で写したマロリーの写真が発見されれば、エヴェレスト登頂
  の歴史が書き換わる! -

深町はカメラの出所を追ううちに一人の日本人と出会う…。

【 圧倒的な迫力と魅力的なストーリー 】

エヴェレストの雄大さと人を拒む厳しさがズッシリと伝わってきて、圧倒的な
迫力の物語でした。
何でこんな苦しい思いをしてまで山に登り続けるのだろう!そんな自問自答
を繰り返しながら登り続ける男たち。
自分の内面と向き合い、葛藤しながら登る男たちの熱くて苦しい息遣いが
伝わってくるようでした。

そして、何よりストーリーが魅力的。
マロリーは人類初のエヴェレスト登頂を果たしていたのか?という
歴史ミステリ(実在の人物に関わる謎が描かれているのでロマンを感じます)
に惹き込まれ、山に魅了され登り続ける男の不器用な生き様とその魅力
に惹き込まれ、そして,その男は前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素
単独登頂を果たすことができるのかといった展開に惹き込まれ…と、読者を
惹き込むいくつものストーリーが次から次へと展開して、まったく飽きさせる
ことがありませんでした。

【 +plus 】

私も山には登りますが、山岳小説を読んだのは初めて。
正直なところ、山岳小説というものは、登山のつらさ、苦しさが描かれていて
“とっつきにくい”という先入観もあって敬遠していました。
しかし、この作品を読んでみて、山岳小説がこんなにおもしろいのかと驚き!
変な先入観にとらわれてこの作品を読まなかったら絶対にもったいです。
もちろん山に登らない方であっても、十二分に楽しめる作品ですので、
まだ未読でしたら、是非とも読んでみてください。ホントお薦めです(o^-')b

 


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山本タカト集成 巻之一 【山本タカト】 [画集の棚]

さわやかなイラスト、かわいいイラストも好きですが、正直こういう『画』も
大好き♪ 
  ※ 「画」と言った方がふさわしいと思いますので、イラストと言わず、
   あえて「画」とさせていただきます。
エログロな感じではありますが、怪しくて、妖艶で、でも無機質といった
雰囲気に何だかとても惹きつけられます。

 【ご注意】 エログロも山本タカトさんの魅力だと思うので、あえてその
      ような画も載せております。あらかじめご承知おきください。

 takato yamamoto_s.jpg

 ▲ 第6画集“キマイラの柩”の表紙にも使われている画。
    「巻之一」(※愛蔵版。第1画集から第3画集をまとめたもの)の表装
  (外箱)は豪華なのですが、「画」はないので、まず山本タカトさんらしい
  こちらの「画」をまずご紹介♪
   ちなみに“キマイラの柩”は「巻之二」に収録されています。


【 魅せられる! 】

山本タカトさんの「画」は、小説の表装にもよく使用されているので見かけた
ことがある方も多いのでは。
ただ、ホラー小説やエロティックな小説に使われることが多いです。
なので、画の雰囲気やのそのようなイメージから苦手と思うこともあるかも。
しかし、そんな先入観で否定してしまうのは非常にもったいないです。
芸術的なホント素晴らしい画だと思います!

 takato yamamoto01.JPG takato yamamoto02.JPG
  ▲ “巻之一”に納められている画。左の画には、モノトーンの色彩に
   際立つ怪しさが、右の画には捕らわれた美女のような艶やかさが
   感じられて、こういう画に惹かれます。

    takato yamamoto04.JPG
  ▲ このようなエロチックな画や、美少年どうしを描いたような画も
   ありますが(美少年画は正直苦手です)、得手不得手は別にして
   魅せられる画であることは間違いありません。

山本タカトさんの画集はこのようなエロティックな画も多く収録されていますが、
それもまた魅力でもあると思います。    

【 +plus 】

山本タカトさんの画集はamazonでも手に入りますが、私は出版元の
エディシオン トレヴィル」(Link)から購入。
ここのsite↑には妖しい画集や写真集が多く、ちょっと惹きつけられます ^^;

 


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2011年の映画興行収入 【映画】 [tea room]

社団法人 日本映画製作者連盟(映連)から、2011年に日本で
公開された映画の興行収入(興収)が発表されましたネ!

2010年は“2207億円”を超えて過去最高でしたが、2011年は
“1812億円”と約18%減。「興収が落ち込む見込み」という年末
の報道では、東日本大震災の影響が大きかったのでは・・・と分析
されていましたけど、きっとそうですよね。あの時は観に行く気に
ならなかったですもの・・・(関東は「施設の安全確認のため」という
理由で、しばらく休館状態でしたし)。

詳しくは、日本映画製作者連盟のホームページをご覧くださいネ。
     ( ↑ ここをクリックしてね!)
記者発表資料には、例えば「平均入場料金」なんてのもあって、
皆さんがどのくらいの料金を払って映画を観ているのかが分かって
おもしろいですヨ!

  【参考】2008年~2010年の記事も良かったらご覧くださ~い!
     ★ 2008年の映画興行収入 【映画】
     ★ 2009年の映画興行収入 【映画】
     ★ 2010年の映画興行収入 【映画】

ちなみに、私が興業収入10億円以上の作品で観たのは、

第 5位 GANTZ (34.5億円)
第 9位 GANTZ PARFECT ANSWER (28.2億円)
第17位 岳-ガク- (16.3億円)
第26位 八日目の蟬 (12.4億円)
       ※ タイトルが赤字はblog記事にリンクしてます。

でした。
いつも思うのですが、興行収入成績と自分の観ている作品って
あまり重ならないんですよネ~ ^^;
しかも洋画では・・・。上位22作品に1本も入っていないし・・・。

あとあと、邦画第1位の「コクリコ坂」でさえ、興収50億に行って
いないのには驚きでした・・・。

  The Twilight Saga Breaking Dawn - Part1.jpg
   ▲ ちなみに2012年の作品で気になっているのはこれ。
     でも、日本では、トワイライト・サーガの成績はあまり
    良くないから、2012年の興収に入ってくるかなぁ・・・。

さあ、皆さんは、自分の評価と興行収入は合っていましたか??

 ※ 下の一覧は、記者発表の配布資料の一部をコピーさせていただきました。


[邦画]

 

順位 公開月 作品名興収
(単位:億円)
配給会社
17月 コクリコ坂から44.6東宝
27月 劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」43.3東宝
310月 ステキな金縛り42.8東宝
410/12月 SPACE BATTLESHIP ヤマト41.0東宝
51月 GANTZ34.5東宝
63月 SP THE MOTION PICTURE 革命篇33.3東宝
710/12月 相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜31.8東映
84月 名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)31.5東宝
94月 GANTZ PERFECT ANSWER28.2東宝
103月 映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ天使たち~24.6東宝
119月 アンフェア the answer23.4東宝
129月 モテキ22.2東宝
138月 神様のカルテ18.9東宝
146月 アンダルシア 女神の報復18.8東宝
1510/12月 劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来17.7東宝
168月 劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船
17.6東映
175月 岳 -ガク-16.3東宝
185月 プリンセス トヨトミ16.2東宝
1911月 カイジ2 人生奪回ゲーム16.1東宝
202月 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-15.7東宝
21 10/12月 武士の家計簿15.0アスミックA/松竹
2210/12月 ノルウェイの森14.0東宝
236月パラダイス・キス13.9WB
2410/12月仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル MOVIE大戦CORE13.8東映
254月オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー13.3東映
264月八日目の蝉12.4松竹
271月僕と妻の1778の物語12.3東宝
289月探偵はBARにいる12.2東映
294月クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦12.0東宝
304月阪急電車 片道15分の奇跡11.4東宝
312月あしたのジョー11.0東宝
323月映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花10.2東映


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『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2011年・映画編】 [tea room]

私のお気に入りの小説・映画を紹介する『小説・映画がだ~い好き』。
2011年に私が出逢った映画の中で“特に”お気に入りだった作品を
ご紹介しま~す

 [ご注意]
   2011年に私が観た映画の一覧をご覧になりたい方は、次のリストを
  ご覧になってみてくださいネ。
      
出逢った映画リスト 【2011年版】

     また、2008年以降、私がどんなMy Bestを選んでいるか気になる方は、
  こちらも覗いてみてネ!
     
 『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2008年】
      『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2009年】
      『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2010年・映画編

【 2011年『小説・映画がだ~い好き』の映画・My Best1は― 】

Best1は
  ジュリエットからの手紙 (Link)
    もう、私の中では断トツでした。第2位の作品もかなり気に入って
   いる作品ですが、この物語の舞台となったイタリアの明るい日射し
   のように、観た後に心が温かく、そして心地よくさせてくれたところが、
   最高に良くてBest1に選びました。
    物語も、“現在進行中の恋”と“50年前の恋”と、描かれている恋
   のいずれもが素敵で!ホント、観て良かったと感じた作品でした。
    о(ж>▽<)y サイコー☆
     s_Letters to Juliet_09.jpg

 そして第2位は、
  八日目の蟬 (Link)
    原作の素晴らしさは当然ありましたが、その持ち味を生かしつつ
   映像化のメリットが生かされていた作品だと思います。
    特に、小豆島の丘から二人で港を眺めるシーンでは、幸せの
   はかなさが伝わってきましたし、写真館でのシーンでは、一つだけ
   でいいので薫との想い出が欲しいという希和子の気持が、そして、
   港での別れのシーンでは、薫に対する希和子の愛おしさが・・・と、
   文字(小説)では表わせない切なさが伝わってきました。
    永作博美さんの演技が光ったとても素敵な作品でした。
       八日目の蟬_03.jpg

 そして第3位は、
  アイ・アム・ナンバー (Link)
    最強の敵、運命に立ち向かう主人公、そして淡い恋。
    既にどこかで散々耳にしたがありそうな物語。でも、こういう物語
   って大好き。そしてハラハラ・ドキドキ!とても楽しめました。
    そして、何よりダイアナ・アグロンが可愛かった *^^*
      I am number 4_02_s.jpg  

 

 [総評]

  2011年は、正直なところ私的に「観たい!」と思った作品が少なかっ
 たという印象だった上、「観て良かった!」と満足感のあった作品も少な
 かったという印象です。
  そんな中にあって、Best1と2の作品は、観て良かったと大満足の
 作品でした(決めるのに全く悩まなかったです)。
  一方、第3位を決めるには、「アイ・アム・・・」と「岳-ガク-」、「親愛
 なるきみへ」とで少々悩みました。いずれも甲乙つけがたかったですが、
 最終的に「アイ・アム・・・」に決めたのは、単純な物語で、非常に楽しめ
 たところでしょうか。
  それでも、本数が少なかったとはいえ、満足感のある作品と数多く
 出逢えたのはとても嬉しいです。そして、2012年も、1作でも2作でも
 多く、満足できる作品に出逢えれば、もっと嬉しいなと思います
 


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『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2011年・小説編】 [tea room]

私のお気に入りの小説・映画を紹介する『小説・映画がだ~い好き』。
2011年に私が出逢った小説の中でも“特に”お気に入りの
小説・My Bestをご紹介しま~す

 [ご注意]
   2011年に新たに刊行された小説ではなく、2011年に私が読んだ
  作品の中から選んでいます。この1年に私がどんな作品を読んでいるのかが
  気になる方は、次の一覧をご覧になってみてくださいネ。
      出逢った小説リスト 【2011年1月-3月編】
      出逢った小説リスト 【2011年4月-6月編】
      出逢った小説リスト 【2011年7月-9月編】
      出逢った小説リスト 【2011年10月-12月編】

     また、2008年以降、私がどんなMy Bestを選んでいるか気になる方は、
  こちらも覗いてみてネ!
     
 『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2008年】
      『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2009年】
     『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2010年・小説編】 

【2011年『小説・映画がだ~い好き』の小説・My Best1は―】

Best1は
  月光ゲーム 【有栖川有栖】 (Link)
    陸の孤島と化したキャンプ場で起こる連続殺人事件。犯人は、
   僕の恋した彼女なのか・・・。物語の瑞々しさにググっと惹き込まれ、
   しかも「読者への挑戦状」というミステリの王道に挑戦した本格推理
   小説。ホント惹き込まれました。おもしろかったです。
    о(ж>▽<)y サイコー☆
    
有栖川さん初期作品でちょっと古いけど、全く古く感じられないし、
   そのシリーズ続編の「月光パズル」も、マリアという華が加わって、
   更におもしろく!! この1年で刊行済みのシリーズ4作を読んで
   しまったほど気に入りました。

     月光ゲームs .jpg
       月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) 
      ( ↑ amazonへはタイトルをクリックね)
       作者: 有栖川 有栖
       出版社/メーカー: 東京創元社
       発売日: 1994/07
       メディア: 文庫

 そして第2位は、
  さよならドビュッシー 【中山七里】 (Link)
    音楽に打ち込む主人公の思いがヒシヒシと伝わってきて、惹き
   込まれた作品(特に続編の「おやすみラフマニノフ」を読んでいた
   ときには、、“音楽が好きで好きでたまらない!”思いが伝わって
   きて、「船に乗れ」を読んだときの感動を思い出しました)。
    そして、この作品の魅力はミステリーのおもしろさも。
    音楽とミステリの両方が楽しめて、とても楽しめた作品でした。

     さよならドビュッシー_s.jpg
       さよならドビュッシー (宝島社文庫)
       ( ↑ amazonへはタイトルをクリックね)
       作者: 中山 七里
       出版社/メーカー: 宝島社
       発売日: 2011/01/12
       メディア: 文庫

 そして第3位は、
  図書館革命 【有川 浩】 (Link)
    正直、Best1にしようか迷ったほど、読後の満足感があった作品。
    特に、ラストの良化隊との攻防は、“ベタ甘”などどうでもいいくらい
   ドキドキして読むのをやめられませんでした。
    第3位としては本編最終巻のこの「革命」をあげましたが、「危機」
   「革命」「別冊Ⅰ」「Ⅱ」と4冊をまとめて読んでいて、実はどれもお気に
   入り 特に「別冊Ⅱ」の「背中合わせの二人」はベタ甘好きとしては
   メチャ好みの物語でした。4冊とも温かさが伝わってきて、読後に
   温かく幸せな気持ちに!
    正直なところ、4冊でBest4独占にしてもいいくらいかなり気に入って
   いる作品です(※「図書館戦争」「反乱」はこの1年に読んだ作品では
   ないので“Best”の対象外です。)(o^-')bグッドデス

     図書館革命_s.jpg
       図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)  
       ( ↑ amazonへはタイトルをクリックね)
       作者: 有川 浩
       出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
       発売日: 2011/06/23
       メディア: 文庫

 [総評]

  2011年は、正直、Best3を決めるのが難しいくらい、私の中では
 差がありませんでした。しかも、いずれの作品もシリーズ続編がおも
 しろくて!続編も含めて高評価の作品です。
  そして、実はBest10として挙げたかったくらい他にも気に入った
 作品が! 辻村深月さんの「名前探しの放課後 」、古典的名作E・R・
 バローズの「火星のプリンセス」 、五十嵐貴久さんの「For You」なども
 すごく良かったです。
   特に、“思わぬ発見!”だったのが、樋口有介さんの「彼女はたぶん
 魔法を使う」
。実績のあるベテラン作家さんのようですが、私が全く知ら
 なくて・・・。タイトルに惹かれて手に取ってみたのですが、主人公が映画
 “カサブランカ”のハンフリー・ボガードのような、ちょっとキザで魅力的。
 私好みの素敵な作品でした。

  ところで、昨年から1年で何冊くらい読んでいるのだろうと数えてみて
 います。読んだ合計ページ数が分かる「読書メーター」もあるけど、私は、
 いくつの作品と出逢えたが気になるので、blogに記録して手集計なん
 ですが・・・ ^^;
  こうやって数えてみると、2010年が77冊、2011年が81冊。だいたい
 80冊前後のようです。読める作品数って限られてしまうものですね。
 でも、たかだか81冊ではありますが、2011年も素敵な作品に数多く
 出逢えたと思います。2012年もきっと80冊くらいしか読めないでしょう。
 でも、素敵な出逢いがあることを楽しみに、1作品1作品を大切に読んで
 いきたいなって思います。


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出逢った映画リスト 【2011年版】 [tea room]

私のお気に入りの小説・映画を紹介する『小説・映画がだ~い好き』♪
2008年から、その年のBest作品を選んでいます。
よかったら、のぞいてみてネ(o^-')b

★ My Best ★
   
『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2008年】
   『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2009年】
   『小説・映画がだ~い好き』のBest1!【2010年・映画編】

でも、ただBestを紹介しても、どんな作品を観ていて選んでいるかって
分かりりませんよね!
そこで、2011年に観た作品をご紹介しま~す

 ※ この色の作品は、このブログで紹介したものでリンクしてます。
    映画のstoryや感想を詳しく書いているので、よかったらのぞいてネ!

01_白夜行  (Link)
  昭和のちょっと古めかしい雰囲気を醸し出した作品。原作ほど
 雪穂の冷徹さが伝わってこなかったかな。原作のあの衝撃とどうしても
 比べてしまうので物足りなさも。
02_GANTZ  (Link)
  私も買い続けている大人気コミックが原作。あの世界観をどこまで
 映像化してくれるか楽しみでした。比較的原作に沿ったストーリーで、
 映像も期待どおり。おもしろかったです。
03_マクロスF 恋離飛翼 ~サヨナラノツバサ~  (Link)
  第1作目が好印象だったので、それに比べたら物足りなさを感じて
 しまった。 期待しすぎたからかなぁ??
04_甲殻機動隊SAC SOLID STATE SOCIETY
  甲殻機動隊sac sss_s.jpg 
  独特の世界観にファンが多い作品。もちろん私もその一人。
  観に行った新宿の劇場はすごい混雑で驚き!
  ただ、神山健治監督の作品はレベルが高いので期待していたけど、
 ストーリーを消化しきれないところも・・・。私のレベルが低すぎ??
  それから、やっぱタチコマが可愛いんだよね *^^*
05_GANTZ PERFECT ANSWER
  原作に忠実だったPART1に比べ、PART2はオリジナルストーリー
 になって、あまりおもしろさを感じず・・・。しかも「パーフェクトアンサー」
 と衝撃の結末をあおり過ぎだったのでは・・・
06_岳-ガク-  (Link)
  かなりレベルの高い作品で期待どおりでした。ストーリーもおもしろ
 かったし、自然の雄大さや恐ろしさも伝わってきて!
  若干「?」と思うところもありましたが、それが気にならないくらい
 素敵な作品でした。
07_八日目の蝉  (Link)
  終盤、薫との別れが近づいてきていることを肌で感じ、 溢れんばかり
 の薫への想いを抑える永作さんの演技には涙しました。
  原作にはない小豆島での恵理菜(薫)の追憶の旅も、原作を読んで
 いて読みたかった(知りたかった)ところなので、この物語の世界を
 壊さずに素敵に描かれていて大満足!
08_東京公園  (Link)
  こういうしっとりとした作品って大好き。映画を観たあと原作を読んだ
 のですが、原作と違って姉との関係をメインに描かれた感じ。それも
 またよかったです。
09_アイ・アム・ナンバー4  (Link)
  定番のストーリーで酷評も聞かれたけど、次世代のスター候補と
 言われる俳優さんたちも魅力的で私は大好き!
  この作品で、ダイアナ・アグロンに魅了され、ドラマを見ていないのに
 「glee/グリー ザ コンサート3Dムービー」を観に行くことに。。。
10_うさぎドロップ
  これも定番っぽい感じのストーリーだろうと想像していたけど、
 ほのぼのと心温かくなりたくて観に行った作品。期待どおり心温かく
 なりました。それにしても芦田愛菜ちゃんがかわいい。そして、それ
 以上にあの年であの演技に驚嘆です。
11_CHLOE/クロエ
  CHLOE_01_s.jpg 
  気になっていながら見逃してしまったところ、近くの映画館で期間
 限定で上映していて観ることができました。
  このとき初めてアマンダ・セイフライドが出演する作品を観ましたが、
 その後、「親愛なる君へ」、「ジュリエットからの手紙」とアマンダが
 出演する映画を立て続けに観ることに!特別ファンというわけでは
 ないけど、私の中では今が旬という感じの女優さんかな。
  ストーリーとしては、なぜクロエが・・・(ネタバレするので書けませ
 んが・・・)というところが少し描き足りなかったかなという印象。
12_E.T.20周年アニバーサリー特別版
  「午前十時の映画祭」でリバイバル上映していて、これだけ有名な
 作品なのに、映画館では当然のことテレビ放映も見たことなかった
 ので、 一度くらいはという感じで観てきました。
  正直、それほど感動しなかったかな。でも、当時観ていれば感動
 したんだろうなという気はします。
13_親愛なるきみへ  (Link)
  こういうラブストーリーは大好き! 大好きだけど(心が)痛い!
 そんな作品でした。痛かったけど、このように心から深く愛し合う
 恋人を描いた作品は大好きです。
14_glee/グリー ザ コンサート3Dムービー
  glee movie_s .jpg
  ドラマを1回も見ていないのに、ダイアナ・アグロンのファンという
 だけでコンサート映画を観に行ってしまった私^^;
  当然、曲も聴いたことなかったので2時間持つかと不安になりながら
 のスタートでしたが、それが意外と楽しくて!時間が短く感じました。
 その楽しさから、ドラマも見たくなって思わずDVDを買ってしまったほど。
  それにしても、六本木の大きなシアターが満員!その人気に驚き!!
15_ジュリエットからの手紙  (Link)
  見逃してしまい、でもどうしても観たくなってネットで上映館を調べ、
 目黒の映画館まで観に行ってきた作品。無理してでも観に行って
 良かった です。本当に素敵な作品でした。
16_キッズ・オールライト
  「ジュリエットからの手紙」と同時上映(いまどき珍しい!)していた
 作品。実は、普段だったら絶対に見ないような作品だったんですけど、
 印象はすごく残っている作品です。
17_夜明けの街で
  夜明けの街で_s.jpg 
  東野圭吾の原作(しかもまだ読んでいなかった。というか映画を観る
 まで読むのを我慢した)にして、深キョンの大人の魅力ということで期待
 して観た作品。まあまあだったかな。
18_ミッション:8ミニッツ
  ストーリー性に惹かれて楽しみにして観た作品。
  「映画好きほど騙される」みたいなCMが流れていたけど、正直、
 なぜ「映画好きほど・・・」なのか分からなかった。私の理解力不足?
 それとも、自分では映画好きだけど一般的な映画好きのレベルまでい
 ってないのか??まあ、それは別にして、おもしろかったです。
19_機動戦士ガンダムUC episode4
  東日本大震災の影響でepisode3を見逃したのですが、続きは気に
 なるし、大画面で動きを観たいのもあって行ってきました。しっかりした
 キャラとしっかりしたストーリーは見応えありますが、ファーストを追って
 いるような展開(地球に降りるとか)には、若干不満かな。
20_リアル・スティール
  リアル・スティール_s.jpg
  最初に予告編を見たときは、「ロボット同士のボクシングを見ても
 おもしろくないのでは・・・」と思ったのですが、ヒュー・ジャックマン
 (セクシーですよネ!男の魅力がスゴイ!!)が出演しているからと
 観に行った作品。単純明快なストーリーで、純粋に楽しむことができて、
 かなりおもしろかったです。

2010年に観た作品数は25本でしたが、2011年は20本。減りました。
私的に観たいと思った作品が少なかったのもありますし、東日本大震災
直後は映画を観に行く気にならなかったのもあるかな。
ところで自分でも驚いているのが、ここしばらく邦画中心で洋画は年に
2~3本しか観なかったのに、2011年は洋画が約半分を占めたこと。
しかも、後半は洋画中心でした。久しぶりに洋画の魅力を再認識したことと、
邦画に観たいと思わせる作品が少なかったことが理由かな。
さてさて、2012年はどんな作品と出逢えるか!
「トワイライトサーガ」シリーズ最終章の公開も控えているし、とても楽しみ
です о(ж>▽<)y タノシミー☆


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出逢った小説リスト 【2011年10月-12月編】 [tea room]

2011年10月~12月に私が出逢った小説たちです

普段、ある作家さんばかりに偏らないように、気に入ったシリーズが
あっても我慢していますが、めずらしくシリーズものをまとめて多く読ん
だのが、この2011年第4四半期でした。
好きなシリーズものは、登場人物の性格やその世界観が分かって
いるので、さっと物語に入りやすくていいですよね。しかも失敗も
少ないし。そういう意味でも、楽しめた作品が多かった気がします。

 『出逢った小説リスト【2011年7月-9月編】』もよかったらどうぞ
 ※ 既に紹介している作品のタイトルにはLinkを貼っています。

*:..。o○★゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○★゚・:,。*


― 10月 ―

61_司政官 全短編 【眉村 卓】

  司政官_s.jpg
  司政官 全短編 (創元SF文庫) (←amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
  作者: 眉村 卓
  出版社/メーカー: 東京創元社
  発売日: 2008/01
  メディア: 文庫

   眉村卓さんの作品ですし、評判がいいのも聞いていたので、ずっと
  気になっていた作品です。
   「司政官」シリーズの短編を年代順に並べ替えたものとのこと。
   司政官の草創期、円熟期、そして、後期と、制度を作り上げると
  いう司政官の熱意のある草創期から、制度としての限界が顕在化
  した後期まで、その時代時代の司政官の苦悩の変遷が伝わって
  きて、決して華々しいSFではないですが、読み応えがある作品で
  した。

62_For You 【五十嵐 貴久】 (Link)
   最初にこの作品を知ったのは、書店の平積み。五十嵐さん
  という作家さんを知らなくて(ある作品はドラマ化されたりしていて、
  活躍されている作家さんだったんですね ^^; )、買うのは
  ちょっと躊躇していました。でも、読んでみたら、とても私好みの
  ラブストーリー。しかも上質最後までググっと惹き込まれました。
  かなりお薦め作品です。詳しくはLink先を見てネ!

63_夜明けの街に 【東野圭吾】
   深田恭子さん主演で映画化された作品。先入観なしに映画を
  観たかったので、ずーと読むのを我慢していました。
   映画は比較的原作に忠実に描かれていたようで、心理描写は
  分かり易かったけど、特に刺激的な読後感はなかったかな。

64_ストロベリーナイト 【誉田哲也】
   実は、警察小説って少し苦手。一般的に残酷なシーンが多い
  からかも。
   そんな私ですが、この作品がかなり評判であることと、大好きな
  “武士道シックスティーン”の作者であることもあって、読んでみま
  した。
   感想は・・・読み応えがありました。おもしろかった!特に、
  姫川玲子と彼女の心を支える佐田倫子とのエピソードには
  ホロリとしてしまいました。
   緊張感が鬼気迫ってくるような作品です。

65_ぼくら星屑のダンス 【佐倉淳一】
   第30回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞受賞作。
   物語の展開が若干強引だし、文章が甘いなって感じがしました
  (偉そうにすみません)。でも、まあまあおもしろかったです。
   それにもまして、選考委員の書評がおもしろかった。というか
  厳しいですね。でも、自分が感じたことと同じ点を指摘している
  ところは嬉しく、自分が言葉にできずに漠然と感じていたことを
  明確に指摘しているところには、さすがプロと感動しまいした。
   この書評は一読の価値ありかも・・・。(もちろん、その前に
  作品を読まないと書評のおもしろさが分かりませんヨ!)

66_夏季限定トロピカルパフェ事件 【米澤穂信】
   ご存知、人気「小市民シリーズ」。目立たないように、小市民と
  して生きようとしながら、自分の中の抑えきれない本質を確認
  してしまうところや、小佐内さんと小鳩くんの緊張感ある関係。
   ちょっと暗めなこの物語になぜか惹かれます。

― 11月 ―

67-68_秋期限定栗きんとん事件 【米澤穂信】

  秋期限定栗きんとん事件下_s.jpg秋期限定栗きんとん事件上_s.jpg
  秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
   ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ)
  作者: 米澤 穂信
  出版社/メーカー: 東京創元社
  発売日: 2009/02
  メディア: 文庫

   読み始めたらとまらない・・・という感じで、「小市民シリーズ」を
  続けて読んでしまいました。小佐内さんと小鳩くんの関係性・・・
  自分の本質を理解してくれる存在がいることの嬉しさってあるよな
  って思いながら読んでいました。うん!おもしろいデス。

69_イン・ザ・プール 【奥田英朗】
   インパクトある表紙と、続編が直木賞受賞作ということもあって
  以前から気になっていたこの作品。奥田さんの作品も初めて。
   それにしても、名医なのかヤブ医者なのか、伊良部医師の
  存在感というかハチャメチャには妙な魅力が ^^

70_双頭の悪魔 【有栖川有栖】
   江神二郎シリーズの第3作。量的にも質的にも読み応えの
  ある本格推理ものが読みたくなって、“楽しみは後”と後回しに
  していたこのシリーズを読むことにしました。
   第1作、第2作の瑞々しさは影をひそめた感じでしたが、読み
  応えありました。私的には、アリスとマリアの絡みがもっとあった
  方が好きかなぁ。

71_とある飛空士への追憶 【犬村小六】 (Link)
   映画化がされ(見逃しましたが・・・)、原作の評判がいいと
  いう話を聞いて読んでみました。こういう物語って好きです!
   詳しくはLink先を見てネ!

72_図書館危機 【有川 浩】 (Link)
   第1作「図書館戦争」、第2作「図書館反乱」は読んでましたが、
  2011年、文庫が連続刊行されて気になっていた作品。
   ずーと我慢していたのですが、自分のお誕生日記念ということで
  封印を解くことに^^;
   おもしろかった!読み始めたら、もー、読むのがやめられな
  かったです!この第3作「危機」から、一気におもしろさが加速
  していった感じです。詳しくはLink先を見てネ!

73_図書館革命 【有川 浩】 (Link)
   良化隊との攻防にドキドキ!ホントおもしろかったです。
   読むのが止められなくて!さすが、本編最終巻。も~、最高!!
   詳しくはLink先を見てネ!

74_別冊図書館戦争Ⅰ 【有川 浩】 (Link)
   普段、好きなシリーズは楽しみのためにとっておく(好きな
  おかずも後で食べる^^;)タイプなのですが、も~、止まらない。
    “いいや、別冊も全部読んで楽しんじゃおう!”
  っと開き直って“別冊”2冊も一気読み。郁と堂上のその後も
  描かれていて、“別冊”も大満足でした。
   詳しくはLink先を見てネ!

75_別冊図書館戦争Ⅱ 【有川 浩】 (74でLink)
   柴崎、ついに・・・
   本編で気になっていた柴崎と手塚の関係が描かれた「背中
  合わせの二人」がすごく良かったです。私的には「図書館戦争」
  シリーズの裏ナンバー1かな。読後が温かく、幸せな気持ちに
  なりました。詳しくはLink先を見てネ!

 ― 12月 ―

76_真夜中のパン屋さん 【大沼紀子】
   「大反響話題作」という帯に惹かれて読んでみました。
  正直、「私の」好みではなかったです。今一つ登場人物に感情
  移入できず・・・。ライトな作品です。

77-78_女王国の城 【有栖川有栖】
   またまた、読み応えのある本格推理ものが読みたくなって、
  ついに江神二郎シリーズの最新刊(第4作)に手を出すことに。
   ある宗教団体を舞台にしたストーリーで、おもしろいんだけど、
  現実の某宗教団体とイメージが重なって、何となく心理的に
  抵抗感が・・・。そういうのが気にならなければ、外界から遮断
  された場所で発生した殺人事件(ある意味で密室殺人的)という、
  このシリーズの魅力が十分楽しめる作品だと思います。

79_わくらば日記 【朱川湊人】
   本格物を読んだので、すこし心が温かくなりそうな作品を読み
  たくて手に取ってみました。「人や物の記憶」を読み取ることが
  できる“姉さま”と“ワッコちゃん”の物語。
   昭和のレトロな雰囲気を醸し出した、ちょっとさみしさと温かさを
  感じさせる作品でした。

80_おやすみラフマニノフ 【中山七里】
   「さよならドビュッシー」を気に入ってこの作品も早いうちに購入
  していましたが、読むのを我慢していた作品(何だか我慢している
  ことが多いなぁ・・・ ^^;)。
   おもしろかったです。主人公の音楽へ打ち込む思いが伝わって
  きて、読んでいるこちらまで熱い思いに!「船に乗れ」を読んだ時を
  思い出しました。
   この作品の場合、そんな音楽的要素だけでなくて、ミステリー
  との両面で楽しめた作品でした。かなりお薦め作品です。

81_スノーフレーク 【大崎 梢】

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    スノーフレーク (角川文庫) (←amazonへはタイトルをクリックしてね)
    作者: 大崎 梢
    出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
    発売日: 2011/07/23
    メディア: 文庫

   桐谷美玲さん主演で映画化。映画を観てから読もうと思って買った
  のですが、映画を見逃し・・・。
   でも、逆に先入観なく読めて良かったかも。基本的に私の大好きな
  雰囲気の作品だったのに、いま一つ集中して読める環境が作れなくて、
  もったいなかったなって思っています。
   透明感や爽やかな印象の作品が好きですが、まさにこの作品は
  そんな感じ。切ない恋愛ミステリです。

 

さてさて、毎年末、1年で読んだ作品の中で“特に”お気に入りの作品を
「Best」という形で紹介させていただいていますが、2011年については
年内に間に合いませんでした。
まもなく紹介の予定ですのでお楽しみにしていてくださいネ *^^*

 


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別冊図書館戦争Ⅰ・Ⅱ 【有川 浩】 [ラブストーリーの棚]

郁たちのその後が描かれているので、読んでいて本編が終了して
いるという感覚がなかった「別冊」。
郁たちのその後だけではなくて、本編で描かれることのなかった
脇役たちのエピソードも描かれていて、図書館戦争という世界に
厚みを加えてくれておもしろかったです。

別冊図書館戦争Ⅰ_s.jpg別冊図書館戦争Ⅱ_s.jpg
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)
( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 有川 浩
出版社/メーカー: 角川書店
発売日: 2011/07/23
メディア: 文庫

【 story 】

(Ⅰ)
ついに堂上への想いが通じて彼氏彼女になった郁。
しかし、女子としてというか彼女としての自信が持てず不安になる
ばかり。
 “何か、絶対、あたしのほうが好きだ”
ますますつのる堂上への想い。言葉、しぐさの中に、堂上の自分へ
の気持を確認してホッとする郁だが・・・

(Ⅱ)
柴崎を狙うストーカーが出現。
こうした付きまといを受けることが珍しくない柴崎は、手慣れたもの
のはずだったが、次第にエスカレート。
そこで手塚が柴崎のガードにつくことになったが・・・。

【 ウィットに飛んだ返しが最高! 】

この物語の登場人物たちがみんな魅力的なのがこの作品の魅力。
ひと癖もふた癖もあるのにみんな気持いい人物たち。
そして、会話がウィットに飛んでいて切り返しが抜群ですよね。
私もこんな風に返せたら素敵かなって思います。

この“別冊”では、郁と堂上がその後どうしているかも興味深かった
けど、特に気に入ったのは、「背中合わせのふたり」(Ⅱ収録)。
真の自分を見せず、八方美人(物語内では「外面女王」とも)の柴崎
と、真面目で努力家、恋愛のこととなるとちょっと察しの悪い手塚の
物語です。
特に柴崎は、抜群の情報収集能力と、冷静に物事を分析して判断
することができる“強い女性”。しかも、それを嫌味なくサラッとやって
しまうところがとても魅力的!
そんな“強い女性”を演じてきた柴崎が、手塚にだけに見せた素の
弱さ。そんな自分の弱さを手塚にさらしたラストもとても素敵でした。

読んでいるこちらまで幸せな気持にさせてくれる素敵な物語です。
“ベタ甘”もいいですヨ♪
о(ж>▽<)y ダーイスキ☆

 


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図書館革命 【有川 浩】 [ラブストーリーの棚]

ついに本編最終巻。
正直なところ、自衛隊三部作の爽やかなイメージが強くて(特に
“塩の街”が大好き)、図書館戦争の「重さ」に、第2作「内乱」まで
おもしろいけど、でもちょっと・・・と思っていたこのシリーズ。
でも、第3作「危機」の中盤あたりからグッと惹きこまれて、この
最終巻「革命」で最高潮に達した感じ。
登場人物たちも魅力十分で、すご~くおもしろかったです。
(o^-')グッドb

 図書館革命_s.jpg
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)
 ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 有川 浩
出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日: 2011/06/23
メディア: 文庫

【 story 】

敦賀原子力発電所でテロが発生。そのテロの余波が郁たち図書
特殊部隊を襲う!
著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人
に自由な著作を放棄させようと、良化隊が身柄確保をもくろんだ
のだ。避難した当麻を護るため、図書特殊部隊は様々な策を講じ
るが状況は次第に悪化。
そして、郁たち図書特殊部隊は一発逆転の秘策を打つのだが・・・。

【 読むのをやめられませんでした! 】

全編を通して当麻をめぐるメディア良化委員会との表に裏にの
攻防にどうなるのかとドキドキ。
この物語の売りである“ベタ甘”もよかったけど、それ以上に、
緊張感とスピード感あるストーリーに魅了されました。
特に良化隊とのラストの攻防は、どうなるのか!ともう読むのを
やめられなかったです(ネタバレになってしまうので詳しくかけ
ないのがツライ!)。

そして登場人物たちの調子も最高潮!っという感じで、それぞれ
のキャラが特性を生かして伸び伸びと動き回っていて、こちらまで
楽しくなってしまいました。
よく考えてみればこの物語、言論の自由と規制の対立という重い
テーマなのですが、登場人物たちのユーモラスとウィットに富んだ
会話がその重さを吹き飛ばしてくれてます。
堂上と郁のベタ甘会話もいいけど、柴崎の郁や手塚とのやり取りが
とてもいいですよネ。
ラストの有川さんらしい、やさしく温かな終わり方は、読んでいても
ホッとします。
ホントおもしろかったですо(ж>▽<)y オモシロカッター☆


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図書館危機 【有川 浩】 [ラブストーリーの棚]

読むのが止まらなかったぁ ^^
普段、どんなに気に入ったシリーズがあっても、続けては読ま
ないようにしています。
例えば、今我慢しているのは、有栖川有栖さんの学生アリス
シリーズ「女王国の城」とか、樋口有介さんの柚木草平
シリーズとか。好きな作品に少しでも長く楽しみたいし、読み
終わっちゃったらさみしいので・・・。
でも、この「図書館危機」を読み始めたら、もう止められなくて。
もう開き直って、シリーズの残り「革命」「別冊Ⅰ」「別冊Ⅱ」も
イッキ読み。
読み終わったのは寂しいですが、でも十分に「図書館戦争」の
世界をを堪能しました~ *^^*

図書館危機_s.jpg
図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)
 ( ↑ amazonへはタイトルをクリックしてネ!)
作者: 有川 浩
出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日: 2011/05/25
メディア: 文

【 syory 】

6年前の高校生のとき、郁の買おうとしていた本を検閲本として
取り上げようとした良化隊員から庇ってくれた憧れの“王子様”。
その“王子様”が、衝突ばかりしていた自分の上司であったことを
思いがけない形で知ってしまった郁。
それ以来、郁は完全にぎこちない態度。
そんな中、耳に障害のある毬江が図書館内で痴漢にあう。
卑劣な痴漢を捕まえるため郁たちは・・・(一、王子様、卒業)
茨城の美術展で最優秀作品となった“自由”というタイトルの絵画。
良化特務機関からの検閲・没収の危機に、郁の所属する特殊
部隊も警護作戦に参加することになる。
しかし、特殊部隊に所属していることを両親に内緒の郁は、地元
での警備に・・・(四、里帰り、勃発 五、図書館は誰がために) 

【 一緒にドキドキ♪ 】

気になっている人が些細なことでも気にかけてくれているだけで
嬉しかったり、何気ない仕草に自分が嫌われているのではないかと
悩んだり、あるいは、ちょっとしたことに少しは好意を持ってくれて
いるのではないかと想像してみたり・・・。
そんなふうに恋に悩み、一喜一憂している郁がすごく可愛らしいです。
ベタ甘な物語は全くダメという男性もいるようですけど、正直、
つくづく私はこういう物語が好きだなって思います。だって、そういう
気持って、私も少なからず経験しているもの。
郁の恋に一緒にドキドキしちゃいます。

さて、図書館戦争はベタ甘ですが、実は重いお話。
「三、なじれたコトバ」では、言葉に対する規制の行き過ぎた
世界が描かれてます。この物語で規制されている言葉として出て
くる「床屋」はこの物語の中だけかと思いきや、「あとがき」を読むと、
現実にも自主規制の対象とのことで、あながちこの物語が架空
ではないというところに驚き、背筋が寒くなりました。
何でも自由でいいかというとそうでもないし(乱用する人って必ず
いるからね)、ある程度の規制は必要だと思うけど、行き過ぎた
規制は当然に問題であって、そのバランスがつくづく難しいな
っと思います。

さてさて、そんな重さも隠された物語ですが、単純なおもしろさも
いっぱいの物語!
後半の茨城での攻防は、ドキドキしながら読み進めました。
メディア良化機関との攻防だけでなく、寮内や母親との攻防を
含めてネ☆(o^-')bオモシロイー!


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